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「第4の革命」を観ようかどうか悩んでいるあなたへ
「第4の革命」の疑問、解決します

「第4の革命 エネルギー・デモクラシー」を観に行くかどうかを悩んでいる方向けの「第4の革命」の疑問についてのQ&Aを作ってみました。

「第4の革命」ってどういう意味?
再生可能エネルギーってなに?
自然エネルギーのことはよくわからない / 自然エネルギーに本当にシフトできるのか疑問...
すでに観た人たちの感想が知りたい
登場人物はどんな人たち?
監督ってどんな人?
会場まで出かけるのがちょっと面倒なのですが;


● 「第4の革命」ってどういう意味?
農業革命、産業革命、IT(情報)革命に次ぐ大きな流れとして、自然エネルギー活用の世界的なうねりが「第4の革命」と呼ばれています。

『ドイツを筆頭とする欧州諸国は、自然エネルギーの電力を採算のとれる価格で長期間買い取ることを定める「固定価格買取制度」などの普及支援策によって、2000年代に入って、自然エネルギーの急激な普及期を迎えました。代替えねるぎとしての本格的な普及に加えて、産業経済的にも大きな市場に成長してきたことから、「第4の革命」と評されています。』
(『エネルギー進化論-「第4の革命」が日本を変える-』(飯田哲也著)より引用)


● 再生可能エネルギーってなに?
再生可能エネルギーとは
『現在わが国の主要なエネルギー源である石油・石炭などの化石燃料は限りがあるエネルギー資源です。これに対し、太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱などのエネルギーは、一度利用しても比較的短期間に再生が可能であり、資源が枯渇しないエネルギーです。これらは、「再生可能エネルギー」ともいわれます。』(経済産業省 資源エネルギー庁 Webサイトより抜粋)

最近の「自然エネルギー」「再生可能エネルギー」関連の話題としていくつかニュースを挙げておきます。

以下は、20118月に成立し、2012年7月に施行されると言われています。
WWF:再生可能エネルギー買取法が成立!固定価格買取制度開始へ

国内の話題としては、
2012.3.9 農水省、再生エネシステムを全国1000地域に導入する目標掲げる
2012.2.26 自然エネルギー候補地をDB化 環境省、生物など調査
などなど。日本国内でも少しづつ動きは始まっているようです。

再生可能エネルギーへのシフトについては、冒頭でも引用している環境エネルギー制作研究所 所長の飯田哲也さんによる『エネルギー進化論-「第4の革命」が日本を変える-』など、いくつか本も出ているので、映画と合わせて読むと、全体像が見えると思います。

● 自然エネルギーのことはよくわからない / 自然エネルギーに本当にシフトできるのか疑問...
私たちは、この映画が自然エネルギーの現状を知る最良の策だとは思っていません。映画はあくまで、ひとつ情報・知識が増えるだけにすぎないからです。ただ、この映画では、自然エネルギー活用について先行する多くの実例が映像とともに分かりやすく紹介されています。

映画で紹介されているのは、国をあげてのエネルギーシフトの現状から、最先端の電気自動車について、電気の通わない地域のソーラーパネル利用まで、実にさまざまです。

これらがすべて机上の空論ではなく、実際に起きている出来事であること、これは何よりも説得力のあることだと思います。だから「自然エネルギーってよくわからない」、「自然エネルギーに本当にシフトできるのか疑問だ」という方にこそ、ご覧いただけるといいなと考えています。

● すでに観た人たちの感想が知りたい
Twitterでは、#4threのハッシュタグや「第4の革命」で検索することで、多くの方のつぶやきを見ることができます。またtogetterでは日本初上映会&監督トークまとめをさくっとチェックできます。

さらに映画を観た著名人のコメントをまとめました。以下で動画でご覧いただけます。

>著名人が語る、映画「第4の革命」 / 川田龍平議員、greenz.jp鈴木菜央さん、環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也さんetc

● 登場人物はどんな人たち?
政治家から企業のCEO、人権活動家、社会起業家など、さまざまな立場の人がこの映画に出演し、各々のビジネスやビジョンを語っています。

たとえば、グラミン銀行の元総裁であるムハマド・ユヌス。
彼は、貧困層や銀行からは融資を受けられない人々を対象に「マイクロクレジット」というごく少額のローンの仕組みを通じて、彼らが自ら収入を得て、貧困を脱するサポートを行った人物で、その取り組みが評価され、ノーベル平和賞を受賞しています。

映画の中でグラミン銀行のソーラー事業の取り組みが紹介されていますが、彼らは業務としてバングラディッシュの農村地帯にソーラーシステムを取り付ると同時に、技術講習によって技術者を養成し、農村地帯の人々の経済的自立を促しています。この様子は映画の中で詳しく紹介されています。

そのほか、「第4の革命」公式サイトでは、各出演者のプロフィールがご覧いただけます。

● 監督ってどんな人?
ご本人が、以下リンクの動画インタビューでも述べていますが、1983年、長女が誕生したことを機に平和活動家として活動を始めたそうです。

>制作のきっかけからユニークな資金集めまで!カール-A・フェヒナー監督インタビュー

[PROFILE]
フリーランス時代はARD(ドイツ公共放送)の海外特派員として戦争報道。湾岸戦争の取材等を行う。中距離核弾頭ミサイル配備や核廃棄物輸送反対デモに参加し、拘束された経験もある。1991年より方針転換。戦争報道等、悲惨な状況を伝えるより、解決方法を提示したいと、持続可能性(サステナビリティ)をテーマにTV番組やドキュメンタリー映画を制作。

2010年、4年の歳月をかけて製作したドキュメンタリー「第4の革命」は、ドイツで13万人を動員。2010年ドイツで最も観られたドキュメンタ リーとなる。当映画はドイツ国内で150万ユーロの寄付を企業、個人から集めて制作。3.11東日本大震災以後、 5月3日にアルテ(ドイツ・フランス共同テレビチャンネル)、5月19日にARDで放映され、200万人以上が視聴。ドイツの脱原発に一定の影響を与えた映画となる。6月6日、ドイツ・メルケル首相は2022年までの「脱原発」を閣議決定している。

● 会場まで出かけるのがちょっと面倒なのですが;
なんてことでしょう(笑)会場がある世田谷ものづくり学校周辺は、楽しいお店やみどころがたくさん!そんなあなたのために、以下にまとめてみました。ぜひご参考ください。

>上映&トークライブの帰りに立ち寄りたい三茶のお店、その1
>上映&トークライブの帰りに立ち寄りたい三茶のお店、その2

なお会場には自転車置き場がありますので、健康&エコな感じで自転車ですいーっと会場にお越しいただくのも大歓迎です:)